スタッフブログ

久しぶりの「理事長の独り言」です。

というのも、昨年から今年にかけて、ジェットコースターのような日々で、なかなかこのブログに何か書こうという気になれなかったからです。

一作昨年、新規の障害者施設の用地を取得したものの、建設費に対する補助金比率が５１％しかなく、建設を断念。内部留保金を貯めてからと思っていましたら、行政から25年度補正予算でエントリーしてはとのお誘い。バタバタと準備し何とか内定をいただきました。また、同時並行的に公立保育所の民営化にあたり、その移管先にエントリーすることとなり、その準備作業にも取り組みました。こちらも先日何とか内定をいただいたところです。ところで、これらの取り組みの中で、様々な方々の心温まる申し出や、熱い思いを持った方々と触れ合うことが出来ました。障害者施設に関しては建設費用の足しにと、相当額の寄付金をいただきましたし、保育所の取り組みに関しては、本当に子どものことを一生懸命考えておられる保育士の方々が沢山おられることに感動いたしました。つらいことや悲惨な事件が多い中、世の中、まだまだ捨てたもんやない！ですね。

映画「くちづけ」を観ました。（主演／貫地谷しほり・竹中直人・宅間孝之、監督・堤　幸彦）
とてもいい映画でした。
知的障害者が暮らすグループホームを舞台にしたドラマですが、この種の施設の置かれている厳しい現状がしっかり描かれていました。原作・脚本の宅間孝之さんによる取材が、しっかり行われていたのでしょう。
利用者や周辺の登場人物・人間模様の特徴も良く捕まえられていて、あ～、あんな人いるいるって、感心しました。
笑いとユーモア、愛にあふれ、最後は悲しい結末、アッという間の２時間１０分でした。
エンディングで流れた「グッバイ・マイ・ラブ」をこんなふうに聴くと、まったく違う曲に聴こえますね。
ほぼ全編、涙のうちに観終わりましたが、劇場のあちこちですすり泣きが聞こえてました。
とてもいい映画でした。

あの３、１１から2年が過ぎました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　震災直後、震災被害者支援グループ「心援隊」の「妊産婦、赤ちゃんの避難先を探しています！」の呼びかけがＡＢＣラジオ「おはようパーソナリティー道場洋三です」から流れました。居ても立ってもいられずこれに応じ、放射能被害から逃れるため「避難」家族が我が家に来られ1年半が経過しました。このたび我が家の事情もあって、近隣市へ移られることになりました。充分なことができずじまいでしたが、これからも待ち受ける困難を乗り越えられるよう祈っています。

１月２７日、茨木市議会議員選挙が行われ、当法人理事の中村信彦さんが７期目の当選を果たされました。ご支援いただいたすべての方々に御礼申し上げます。７戦目にして最も厳しい選挙戦だあってようですが、何とか当選できたと、ご本人も喜んでおられます。

ところで、この選挙中、茨木市社会福祉法人茨木連絡会がすべての候補者に対し、それぞれの政策をお聞きし、また、法人の意見をお聞きいただきたいとの趣旨で懇談会が開催されましたが、３９名の方が立候補されたうち、出席いただいたのは中村信彦さんを含め３名の方でした。充分懇談会の趣旨や連絡会の存在が周知しきれていなかったこともあるのかもしれませんが、福祉問題について関心がない証左とも取れないことはありません。今後とよかわ福祉会としても市議会議員の方々に関心を持っていただけるよう活動していかなければと痛感した次第です。

新年明けましておめでとうございます。

みなさま御家族おそろいで、輝かしい２０１３年をお迎えになったこととお喜びを申し上げます。

昨年は法人創立１０周年を迎え記念行事を開催致しましたところ、家族会や茨木市をはじめ関係各位の御協力の下、成功のうちに終えることが出来ました。改めて感謝申し上げる次第です。

さて、本年は１０年の歩みを踏まえ、新たな展開を目指していかねばなりません。すなわち、運営基盤の強化と新規事業計画へのチャレンジですが、どれも並大抵のことではなく、覚悟を持って当たらねばなりません。障がい者・高齢者を取り巻く環境は日ごとに厳しさを増しており、失敗は許されません。とよかわ福祉会はそのことをはっきりと自覚し、職員一同一丸となって立ち向かう決意です。関係者の皆々様方の一層の御協力をお願いし、２０１３年年頭の御挨拶と致します。

相談支援事業所が１２月1日いよいよスタートします。色々な福祉サービスの紹介とそのサービス計画を作るなどの事業です。こんな事あんな事をしてみたいけど・・・そんなお悩みにお応えいたします。

先日、わが福祉会役員の中村信彦さんが出展されている、「政経文化画人展」を訪れました。海部俊樹、麻生太郎各元総理、杉良太郎、八代亜紀さんなど、他にも政財界のそうそうたる方々の絵に混じって、中村信彦“画伯”の絵も展示されていました。私には全く絵心がないので上手なのかどうか分かりませんが、他の絵と遜色ないように見ました。ただ、遠近感（深み？）と構図の工夫＝黄金比率を取り入れればもっと良くなるのではと素人が勝手に批評しております。

あと、もうそろそろ、大胆な中村ならではの色使いを出しても良いのでは・・・・・

ところで、いつか、とよかわ福祉会として利用者を初め障害を持つ方々が描いた絵等の展覧会が出来たらいいのになぁ・・・・・と夢見てます。

映画「希望の国」を観ました。とても残念でした。震災、放射能、避難、「福島差別」など大切なテーマを扱った映画だけに、名優たちの出演だっただけに、良い映画にしてほしかった。もちろん僕は映画つくりについてはまったくの素人ですが、扱ったテーマが多すぎたのではと思います。上記のテーマに加え、認知症まで出てきたら消化不良になります。せりふも無意味な繰り返しと説教が多くて観ていてつらい。１０分くらいで出ようかと思ったほどです。脚本、台本、演出を精査して良い震災関係の映画を誰か作ってください。

日頃より、スワンベーカリーの販売に協力いただいているＳＣＳＫ株式会社の社会貢献活動クラブ様がＥａｒｔｈ．Ｏｎｅと銘打って各方面に寄付を行う活動を行っておられますが、この度なんとわがスワンベーカリーに十万円の御寄付をいただくことになりました。これは担当者のＹ・Ｏさんの御尽力によるもので、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

今年も茨木社会福祉法人連絡会が合同福祉就職フェアを開催することになりました。興味をお持ちの皆様の参加をお待ちしています。詳しくは下記を参考に。。

日時　２０１２年9月29日（土）10：00～15：00

場所　茨木福祉文化会館

参加　12法人（老人、障がい、保育、児童養護）

内容　各法人事業所の説明等